相手に弁護士がついたらこちらも弁護士をつけるべき?→こちらも弁護士に依頼すべきです
相手に弁護士がついたらどうなるか~弁護士の役割~
相手方に弁護士がついたとき、いったいどう思うでしょうか。
相手も本気で争ってきたんだなと思い、こちらも戦わなければいけない、と覚悟を決める方もいますが、『弁護士』のイメージによってはあまりよくない行動をとられる方がいます。
テレビやドラマなどの影響で、弁護士が正義の味方であると思われている方もいます。
もちろん、弁護士は社会正義の実現を目指すことを使命としてますのであながち間違ってはいません。
ただ勘違いしてはいけないことは、『弁護士は中立の存在ではない』ということです。
弁護士はあくまでも依頼者の代理人であり、依頼者の味方です。
依頼者の利益を実現するのが代理人(弁護士)であり、それはすなわち、相手方となってしまった方の不利益になります。
相手方弁護士の言っていることは正しいわけではない
弁護士である以上、完全に法律に反するようなことは言いません。
たとえば、離婚をしなければどうなるかわかっているかなどという脅迫はもちろん、離婚をしなければ逮捕されるぞ、なんて嘘もつきません。
ただ、依頼者の利益を最大限実現しようとしてふっかけてくることはままあります。
数十万円あるいは慰謝料をまったく請求できない事例なのにしれっと数百万円の慰謝料を請求する弁護士は普通にいます(依頼者が希望すればやります)。
弁護士がついた、弁護士が言っていることは正しいはずだからもう負けだ、といきなり白旗をあげてはいけません。
とくに慰謝料がからむ話であれば、減額できるケースは多々あります。
相手方に弁護士がついたらこちらも弁護士に依頼を
相手に弁護士がついたら、あわてず、まずは相手に何の約束もしないですぐにこちらも弁護士に相談してください。
相手の弁護士の主張が法律上正当なものかどうか、減額できるか、あるいはこちらから増額の請求をできるのかなど、弁護士に依頼された場合の見込みもお話できるでしょう。
また、弁護士を相手に素人が付け焼刃の知識で立ち向かうというのは無謀です。
相手は法律を駆使して戦ってきますので、こちらも法律を駆使して戦っていかなければいけません。
アウル東京法律事務所では、初回相談は無料で行っておりますので、依頼するかどうかは別として、まずは安心してご相談ください。