離婚事例紹介 | 東京新宿の離婚・慰謝料請求相談

アウル東京法律事務所
離婚事例紹介画像

離婚事例紹介

【財産分与】隠し財産が見つかるパターン

 離婚の際に、夫婦の協力で得た財産を分け合う財産分与。
 
 婚姻してから別居するまでに、例えば
① 妻の預貯金が200万円、夫の預貯金が100万円、という前提だと、
②200万円+100万円=300万円
を2で割って、
150万円ずつ

わけましょう。つまり、妻から夫に50万円を支払う、という処理をイメージしてください。

 ただし、夫がの預貯金が100万円、という前提が本当に合ってますか?ほかに財産隠してません?ということもあり得ます。

 家庭裁判所では、「夫は、○○銀行の○○支店に口座を持っていたはずです」という根拠を示せるのであれば、その○○銀行宛に履歴を出しなさい、という処理をしてくれます。
 ただし、全くそうした根拠がないと、履歴の開示はしてくれません。

 しかし、意外なパターンで上記の例でいう夫の隠し財産が見つかることもあります。
 
 というのは、すでに開示された夫の銀行口座履歴を見ると、月手取りが30万円程度なのに20万円台後半レベルの引き落としが毎年かかっていたわけです。
 これは浪費ではないか、ということで、裁判所からカード会社に取引履歴の開示をしてもらうことが出来ました。

 そうしたところ、あったのです。隠し財産が。カードの引き落とし口座で、これまで隠されていた銀行口座があったのかと。

 相手方の財産状況が分からないと、相手の財産がないことが前提に財産分与の処理がされてしまうこともありますが、上記の例のようにどこから糸口が見つかるかはわからないので、複雑な処理、探索が必要な事案でお困りの方は弁護士への相談、依頼もご検討ください。

  弁護士渡邉祐亮

その他の離婚事例紹介

6年別居後の有責配偶者からの離婚請求が認められた事例

裁判例の紹介 今回紹介する裁判例は、東京地判平成15年6月12日の裁判例です。 事案の概要 まず、夫婦は昭和53年に結婚、昭和55年に長男、昭和56年に長女が産まれました。 しかしながら、夫は女性問題がある、競馬やパチンコなどのギャンブ...

夫の刀剣所持を占領軍に告発した行為が重大な侮辱であるとして離婚が認められた事例

裁判例の紹介 今回紹介するのは、最判昭和27年6月27日(判例タイムズ22号44頁)です。 事案の概要 「占領軍」とあるよように、戦後間もないころの離婚のケースです。 夫婦間のいさかいが生じ、離婚を求める妻が、妹の夫とともに夫を訪ね、夫...

夫の服役中に不倫をした妻からの離婚請求が認められた例

裁判例の紹介 今回紹介するのは、名古屋高判昭和51年6月29日(判例タイムズ344号233頁)の事例です。 事案の概要 簡単に説明すると、以下のような経過です。 昭和33年4月 結婚。その後、二児をもうける 昭和41年8月 夫が自...

夫による心理的虐待によって婚姻関係を継続し難い重大な事由があると認められた事例

裁判例の紹介 今回紹介する裁判例は、東京地判平成16年9月29日の裁判例です。 事案の概要は以下のとおりです。 ・夫婦は平成4年に結婚、平成12年に別居をし、別居後4年が経過している ・1回程度妻は夫から暴力を受けたことがある ...

デリヘルに何度も電話したが実際にデリヘルを利用したのは1回であるとして離婚を認めなかった事例

デリヘルに計8回連絡したものの、実際に利用したのは1回のみとされた 今回紹介するのは、横浜家判平成31年3月27日(ウエストロー)の事例です。 この裁判例では、主に(1)デリヘル利用が不貞行為である、(2)スマホゲーに約32万円も課金す...

親権・慰謝料請求・財産分与など一人で悩まず、まずはご相談を

親権・慰謝料請求・財産分与など一人で悩まず、まずはご相談を