ダブル不倫で慰謝料の請求をするには?事案の特徴と注意点 |東京新宿の慰謝料請求に強い弁護士

ダブル不倫で慰謝料の請求をするには?事案の特徴と注意点

そもそもダブル不倫とは

子供の学校や習い事などをきっかけに、自分の配偶者が他の既婚者と不倫関係に陥ってしまった……。ネットニュースでもよく見かける話ですが、いざ自分が巻き込まれたとしたらたまったものではありませんよね。
このように不倫の当事者双方が既婚者である不倫を、俗にダブル不倫と呼んでいます。
ふつうの不倫は当事者の片方が既婚者、もう片方が独身ですが、ダブル不倫の場合は、両方の当事者に配偶者がいるというところが特徴になります。
つまり、ダブル不倫では、不倫をされた側、つまり被害者が2人いることになるのです。
 

ダブル不倫と慰謝料

不倫で慰謝料を請求できるのは、肉体関係があった場合に限定されています。そして、不倫をされた側は各自不倫の慰謝料を請求することができ、請求された慰謝料の支払いについては加害者である不倫の当事者2人が共同で責任を負うことになります。
ここで注意しなければならないのは、自分が不倫相手に慰謝料を請求できるのと同じように、相手方の配偶者も不倫をした自分の配偶者に対して慰謝料を請求できるということです。
もちろん悪いのは不倫をした本人ですから、不倫の慰謝料を支払うべきは不倫をした本人です。ただ離婚しない限りは、夫婦のお財布が同じというケースもままあると思います。その場合は、実質的にお互いの家庭で慰謝料を負担するということになるでしょう。
 

ダブル不倫の慰謝料を決めるファクター

不倫の慰謝料は、各家庭の事情や不倫が始まった経緯などを総合考慮して決定されます。
たとえば、ダブル不倫が原因で離婚したケース、不倫相手の責任が重いケース(仕事上の地位を利用して不倫をもちかけてきたり、積極的に不倫の誘いをかけたりした場合)では、相手方の家庭に請求できる慰謝料の金額は大きくなります。
一方、夫婦関係を修復できた場合やもともと夫婦関係が破綻していた、といった事由がある場合は、相手方の家庭に請求できる慰謝料の金額が相場より少なくなる可能性があります。
ダブル不倫では不倫をされた側がお互いに相手方の家庭に対して慰謝料を請求しあう関係にあるため、場合によっては慰謝料を最初に請求した側が不倫相手の配偶者から多くの慰謝料を請求されてしまう可能性もあります。
不倫相手の配偶者が慰謝料を請求していない場合に、こちらが慰謝料を請求していいかどうかは慎重に判断するべきといえるでしょう。
 

ダブル不倫で慰謝料請求するためには証拠集めが重要に

不倫の慰謝料を請求する際には、不倫があったことを証明してくれる証拠が必要です。
ホテルに2人で入っていくところを写した写真、ホテルの領収書、クレジットカードの利用明細など必要な証拠を集めましょう。
ただ、相手の家に不法侵入する、盗撮するといった違法な証拠の集め方をしてしまうと、後に問題になることがあります。
自分で証拠をつかむのが難しそうな場合は興信所や探偵に証拠集めを依頼してみるとよいかもしれません。
 

ダブル不倫で慰謝料を請求する際の注意点

先ほど紹介したように、ダブル不倫の場合、こちらも相手方から慰謝料請求を受ける可能性があります。
また本来、不倫の慰謝料は不倫の当事者が共同で負担するべきものです。不倫相手に慰謝料を請求した際、慰謝料を1人で負担した不倫相手が配偶者に対して求償権を行使して金銭の支払いを求めてくるケースもあるかもしれません。
ダブル不倫の慰謝料請求では、普通の不倫以上に複雑な問題が起きがちです。もしダブル不倫に巻き込まれてしまったら、まずは弁護士にご相談ください。

その他のコラム

浮気案件で一番ムカつく関係者は誰か?

ちょっと典型的な事例を設定してみましょう 今田サチコ(45)は、10年前に今田マサオ(45)と婚姻。 そうしたところ、マサオは、勤務先同僚の横川ノリコ(33)と不倫。 こういった案件で、私は、サチコさんの代理人になることもあれば、ノリコさんの代理人になることもあります(もちろん、一つの案件で両方の代理人となることはありえません。) そうした中で、サチコさんの代理人をするときは、非常にわかりやすい立場...

妊娠中絶した場合に慰謝料請求は可能か

妊娠中絶をした場合に慰謝料はもらえるか 女性が妊娠した後、何らかの事情によって中絶を余儀なくされることがあります。男性側の無責任な態度、あるいは「中絶してほしい」という要望が原因で妊娠中絶に至った場合、女性側の精神的な苦痛は大きいものです。 できれば男性側に「慰謝料の請求をしたい」と考える人もいるのではないでしょうか。 ここでは、妊娠中絶と慰謝料請求の可否について、ケースごとに紹介します。   妊娠中絶の費...

妻が国際ロマンス詐欺の被害に遭って多額の借金を……! 離婚できる?

国際ロマンス詐欺をご存知でしょうか? 国際ロマンス詐欺は、外国人を装った、もしくは外国籍の犯人が日本人をターゲットに恋愛関係を演出し、現金や仮想通貨を奪う詐欺です。 国際ロマンス詐欺は古典的な詐欺ではありますが、2021年初頭からはマッチングアプリを介して日本人に近づき、多額の金銭を奪う国際ロマンス詐欺が多発しています。 国際ロマンス詐欺の被害に遭うのは、独身者に限ったことではありません。 既婚者からも「子どもの教育...

妻(夫)がスピリチュアルやマルチ、自己啓発セミナーにハマったかも…困ったパートナーへの対処法とは

妻(夫)がスピリチュアルや怪しい自己啓発セミナーにはまっていることに気づいたら  妻(夫)がスピリチュアルや怪しい自己啓発セミナー、さらにネットワークビジネスにはまっていることに気づいてしまった……。  このようなとき、パートナーとしてはどう対応すればよいのでしょうか。  あくまで趣味のレベルにとどまっていればいいのですが、その程度で済むケースばかりとは限りません。  怪しいコミュニティの活動にどっぷりハマってしまい、...

不倫慰謝料が認められない場合がある?「婚姻関係の破綻」とはどんなケース

婚姻関係の破綻とは 婚姻関係の破綻とは、現在の婚姻関係が民法770条1号の「婚姻を継続し難い重大な事由」に該当する状態であることをいいます。 簡単な言葉で表現すると、夫婦関係が破綻していて、回復の見込みがないという状態です。 「婚姻関係が破綻している」と認められると、裁判でも離婚を認められやすくなります。 また破綻に至るまでの事情によっては、破綻の原因を作った側に慰謝料請求が認められる場合もあります。   ...

慰謝料請求でひとりで悩まずまずはご相談

初回60分相談無料

フリーダイヤル

0120-914-763

(土日祝日も受付中)

メールでのお問合せ24時間受付中