義実家とのトラブルと離婚~「もう付き合い切れない」と思ったら |東京新宿の慰謝料請求に強い弁護士

義実家とのトラブルと離婚~「もう付き合い切れない」と思ったら

意外によくある?義実家とのトラブル

 義実家とのつきあい方に悩んでいる方は多いようです。
 結婚によって家族になったとはいえ、そもそもは育った環境もバックグラウンドも違う赤の他人。
 生活習慣や考え方の違いなどに戸惑っている方もいるのではないでしょうか。
 それだけなら「よくあること」で済むかもしれませんが、なかには「家庭への干渉がひどい」「嫌がらせを受けている」といった深刻なトラブルに悩まされるケース、義実家が原因で夫婦関係が悪化してしまうケースもあります。
 こうした場合、一度義実家との関係を見つめ直すべき時期にきているといえるかもしれません。
 

同居がうまくいかない

 義両親と同居したものの、うまくいかないという方は多くいらっしゃいます。
 なかには、関係がこじれてしまい、「もう一緒に暮らすのはムリ」と精神的に追い詰められている方もいるかもしれません。
 

過干渉に困っている

 夫婦のこと、子どものしつけや教育などに義両親が細かく口出しをするので困っている、という方もいらっしゃいます。
相手に悪気がないケースも多いのですが、言われた側としてはストレスが溜まってしまいますよね。
 

パートナーの親が毒親だった……

 パートナーの親が、いわゆる毒親だった、というケースも問題が起きやすいです。
 モラハラ気質だったり、相手を支配しようとしたり……明らかに異常だな、と思える言動があったら、一度早めに誰かに相談することをおすすめします。
 

まずは夫婦で話し合ってみましょう

 義実家はパートナーにとっては実の家族でもありますので、そのつきあい方についてはパートナーときちんと相談する必要があります。
 同居してうまくいかないのなら別居してみる、帰省の回数を減らすなど、二人で話し合ううちに折り合えるポイントが見つかるかもしれません。
 もしかしたら、こちらにも向こうの言動について何か誤解している点があるかもしれませんしね。
 二人で協力し解決できるのであれば、それがベストといえるでしょう。
 しかし、義両親が毒親だったり、義実家からの嫌がらせに対してパートナーがまったくかばってくれない場合は……義実家との縁を切るために、強硬手段をとらざるを得ないケースもあります。
 

義実家トラブルを原因に離婚できる?

 義実家との関係が原因で夫婦関係が悪化してしまう、という事態は珍しくありません。
特に、パートナーが自分よりも義両親を尊重し、トラブルがあってもまったくかばってくれないような場合は、相手への愛情がさめてしまうということもあるでしょう。
 それでは、義実家のトラブルを理由として離婚することはできるのでしょうか。
離婚は夫婦間の話し合いだけですることができ、双方が離婚に同意すれば離婚できます。
 このとき離婚の理由は問われません。
 どんな些細な理由であっても、夫婦間の合意さえあれば離婚できます。
 ただし裁判で離婚するためには「法定離婚事由」が必要です。
 よほどの事情がない限りは義実家トラブルのみを理由に離婚を認めてもらうことはできません。
 したがって夫婦の一方が離婚を望まない場合、離婚をするのは難しくなるといえます。
もっとも、義実家からの干渉の程度などが客観的に見て常識の範囲を超えている、といった場合には「婚姻を継続し難い事由」にあたり、裁判離婚が認められる可能性もあるでしょう。
 

離婚する場合に慰謝料の請求はできる?

 義実家とのトラブルを原因に離婚する場合、一般的に離婚の慰謝料を請求するのは難しいといえます。
 離婚の慰謝料は一方的に離婚の原因を作った側に対して請求できるものであり、人間関係のトラブルは当事者双方に原因がある場合も多いからです。
 もっとも夫(妻)が義両親と一緒にモラハラ・DVを行っていたなどの事情があれば、離婚の慰謝料を請求できるかもしれません。
 また義実家の家族からひどいいじめを受けていた、といった事情がある場合には、離婚の慰謝料とは別に、いじめの加害者となった親族への慰謝料請求も認められる可能性もあります。
 

どうしても今の生活に耐えられない場合は?

 「どうしても義実家との縁を切りたいが、夫が味方をしてくれない」「離婚したいのに相手が同意してくれない」といった場合は、思い切ってパートナーと別居してしまうのも手です。
 別居期間が何年も続くと、「婚姻関係が破綻している」として裁判所としても離婚を認めやすくなるからです。
また「本当は離婚を迷っている」という場合はいったん距離をとり、冷却期間をもうけることで新しい解決方法が見つかる場合もあります。
 1人で抱え込みすぎず、一度弁護士などの専門家に相談するのもよいでしょう。
 心のうちにもやもやを抱えながら結婚生活を送るのはつらいものです。
 ご自分が心から納得のいく結論を出せることを祈っています。

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