相手方との交渉のポイント | 東京新宿の慰謝料請求に強い弁護士

相手方との交渉のポイント

不倫慰謝料を交渉する際に気を付けるべきポイント

不倫慰謝料を請求する側は少しでも多く、請求される側は少しでも少なくしたいと思うはず。
男女の愛憎のもつれが発端であるだけに双方がヒートアップしやすいのも、不倫トラブルの特徴です。
不倫の慰謝料について交渉する際、どのようなポイントに気を付けるべきでしょうか?

不倫慰謝料を請求する側が気を付けるポイント

感情的になって脅してはダメ!言葉を選びながら冷静に協議

不倫相手と直接話し合うことを選んだら、決して感情的にならないようにしましょう。
怒りに任せて「不倫のことを職場に言いふらすぞ」「殺してやる」などの脅し文句を口にしたり、相手を叩いたりすると、脅迫罪・暴行罪・傷害罪などに問われるおそれがあります。
もし怒りを抑えるのが難しいと感じたら、最初から交渉を弁護士に一任するのがお勧め。弁護士なら、適切な言葉遣いをしながらも毅然とあなたの主張を相手に伝えてくれます。こちらが不利になるような言動・振る舞いは避けながら相手の責任を鋭く追求してくれますから、ご自分で話し合うよりも頼もしいかもしれません。

慰謝料はあらかじめ相場を調べてから請求

相場を大幅に超える慰謝料を請求しても、相手から支払いを拒否されてしまう可能性が高いでしょう。
怒りを示すために高額な慰謝料を請求する方も多いですが、相手が合意しなければ裁判に移行する可能性があります。裁判官は過去の同様の判例を参考に、相手の経済力も考慮しながら金額を決定します。
裁判には時間もお金も労力も要しますから、最初から相場の範囲内で示談した方が請求者側にとっても負担が少ないはずです。

合意した内容は必ず録音データや書面に残しておく

揉め事において、口約束を信じてはいけません。その場では「わかりました、慰謝料をお支払いします」と認めても、後日「そんなことは言っていない」と主張されるおそれがあるからです。
協議で合意した内容は、必ず録音データや示談書などの“目に見える形”に残しておくこと。その際は、協議の日時・場所・当事者の氏名・不倫の事実を認めること・慰謝料の金額など、なるべく詳細に記録しておくことがポイントです。あいまいな内容だと、後日証拠として弱いと判断されるリスクがあります。

不倫慰謝料を請求される側が気を付けるべきポイント

誠心誠意反省し、謝罪の気持ちを示すこと

不倫が事実なのであれば、まずは誠心誠意謝罪の気持ちを伝えましょう。
相手に暴言を吐いたり、ふてぶてしい態度をとって“逆ギレ”をするのはよくありません。相手の怒りの炎に油を注ぐことになり、ますます不利な状況に陥るおそれがあります。

慰謝料の相場を大きく上回っている場合には減額を交渉

請求された金額が相場を大きく上回っていた場合には、すぐに合意してはいけません。
話し合いの前に、あらかじめ慰謝料の相場を確認しておきましょう。
慰謝料の金額は、離婚に至ったか否か、不倫期間、結婚年数、子どもの有無、請求された側の経済力などによって上下します。ご自分のケースでどれぐらいの金額が妥当かわからない場合は、弁護士に相談されることをお勧めします。

請求される側にとっても書面に残しておくことは大切

一度決着したことが後日蒸し返されるのを防ぐためにも、合意内容を書面や録音データに残しておくことが大切です。
「不倫関係を解消することと、慰謝料○○円の支払いには合意しましたが、これ以上の責任は負いません」という風に、責任の範囲を限定することができるからです。

まとめ

請求する側も、される側も、とにかく冷静さを保つことが何よりも大切です。
そして、合意した内容は必ず書面に残しておくこと。せっかく話し合いをしても、後日また揉めることになりかねないからです。
もし当事者間で話し合いが成立しない場合には、弁護士にご相談ください。

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