浮気はどこで生じるのか? |東京新宿の慰謝料請求に強い弁護士

浮気はどこで生じるのか?

 マスメディアを賑わすようなものではなく、日常的に生ずる浮気はどこで生じているのか?
 まず第一は、勤務先の関係者ですね。大体はこれです。日常的に、あるいは習慣的に接する異性として、同僚同士、上司部下が目に入り、浮気に発展したと思しきケースが大きな割合を占めます。
 こういったケースは、基本的に相手が既婚者かどうかを知っていることが通常なので、一たび肉体関係があったことを示す証拠が確保できれば、あとはいくらを、どのように支払いますか、というところまでは比較的スムーズに進みます。

 2つ目に、これは関係当事者的には最悪な気分になるパターンですが、子どもつながり…
 まあ、つまり子どもがクラスメート同士とか習い事のチームメイトとか、というときの親同士です。これは本当に気まずいです。あらゆる意味で。
 この場合、相手に家族があることは争うまでもないところなのですが、かなりの高確率でいわゆるダブル不倫となるので、加害者と被害者がそれぞれの家庭にいることになり、4者間の利害調整が必要となることもままあり、多国間戦争の様相を呈することもしばしば…一番工程数が多くなるパターンです。

 3つ目は、水商売がらみ。既婚者である客と水商売の方が当事者になるケースです。この場合、いくつかやっかいなことがあるのですが…ここに詳しく書いて交渉相手に逆手にとられるのがいやなので、ここでは伏せさせてもらいます。

 

その他のコラム

結婚中、異性との交流はどこまで許される?~不倫とそうではない行為との境界線

そもそも不倫って  いわゆる不倫のことを、法律上は不貞行為といいます。  夫婦(事実婚を含む)には、お互い他の相手と性交渉を持たないという貞操義務が存在します。  この義務に違反し、他の相手と肉体関係を持つ行為が不貞行為です。  不貞行為は民法上の不法行為にあたり、不貞行為をされた側は、不法行為をした側(パートナー、浮気相手)に慰謝料を請求することができます。  また不貞行為は法定離婚事由にも該当するため、浮気があっ...

夫(妻)となんとなく合わない… 離婚の慰謝料請求は認められる?

離婚の慰謝料請求を認めてもらうための条件とは 「離婚したい」と思い始めた方にとって、パートナーに慰謝料の請求ができるかどうかは重要な問題といえるのではないでしょうか。まとまった金額の慰謝料をもらえることで多少傷ついた気持ちが落ち着いたり、新生活に向けての金銭的な準備ができたり、といったこともあるかもしれません。 しかし、すべての離婚で慰謝料の請求が認めてもらえるとは限りません。というのも、慰謝料請求が認められるのは「相手が...

不倫慰謝料が認められない場合がある?「婚姻関係の破綻」とはどんなケース

婚姻関係の破綻とは 婚姻関係の破綻とは、現在の婚姻関係が民法770条1号の「婚姻を継続し難い重大な事由」に該当する状態であることをいいます。 簡単な言葉で表現すると、夫婦関係が破綻していて、回復の見込みがないという状態です。 「婚姻関係が破綻している」と認められると、裁判でも離婚を認められやすくなります。 また破綻に至るまでの事情によっては、破綻の原因を作った側に慰謝料請求が認められる場合もあります。   ...

「もう別居したい…!」と思ったら~家を出る前に考えなければならないこと

まず別居することが重要  「離婚したい」という方が相談に来られた場合、私たちとしては「まずは別居されてはどうですか?」と提案することも多いです。  というのも、別居していた方が離婚の調停や裁判で有利な判断がされやすくなるからです。  特に別居期間が何年も続いていたような場合は「婚姻関係が破綻している」と認定され、「婚姻関係を継続し難い重要な事由」があるとして裁判でも離婚を争えるようになります。  またパートナーからDV...

離婚の慰謝料がもらえる場合でも子どもの親権がとれないことがあるってホント?

子どもがいる家庭では親権争いが起きやすい 未成年の子どもがいる家庭では、離婚時に子どもの親権をめぐって争いが起きる可能性があります。 離婚の条件をめぐる争いの中でも、親権は慰謝料・財産分与といったお金の問題と並んで問題になりやすいトピックといえるでしょう。   離婚慰謝料をとれる場合でも親権が認められない場合もある ここで、注意しなければならないのは、離婚慰謝料と親権の問題は分けて考えなければならないという...

慰謝料請求でひとりで悩まずまずはご相談

初回60分相談無料

フリーダイヤル

0120-914-763

(土日祝日も受付中)

メールでのお問合せ24時間受付中